SDGs

最近よく「サステナブル」という言葉を耳にするようになりました。
サステナブルとは 資源を使いすぎず、未来も平和に豊かに生活をし、続けていける社会を作ろう というものです。
最近では世間の意識も少しずつ高まり、ファッション界では再生素材を使用した製品や、大量生産、大量廃棄の現状の見直し、植物由来の素材を使用し、化学繊維の割合を減らすなど、環境に配慮された製品が販売されていたりします。


エンタメ界でも100%ソーラーエネルギー活用したライブだったり、少しずつSDGsへの取り組みもなされるようになってきているようです。そこで「エンタメ界に携わる者として何かアクションを起こせないか」と模索したところ、以下を提案できるのではないかと考えました。

〜私たちのできるサステナブルな活動〜

アメリカのある記事によると、年間1,800万ポンド(約8000トンの)の廃棄物を出しているそうです。日本の業界も例外ではないかと思います。弊社の近いところで言いますと、イベントや舞台、映像の現場で使われた装飾物などは、一度倉庫に溜められていきますが、古いものは再度使用される事がないまま廃棄となります。

小劇場での公演も同じように、公演後使用済みのセットや小道具を保管するスペースがない団体は、結果的に廃棄することになります。
そのような廃棄対象となるものを「循環」「再利用」することで必要経費も削減でき廃棄物も減らせるという「サステナブルな活動」に繋げる事ができます。

劇団×お金がない=引退

コロナの影響を受け公演が出来なくなったり、更には存続すら危うい状況となってきてしまった劇団の話も聞きます。また近年のウッドショックにより必ず使用する木材の高騰も続いていくでしょう・・・

劇場の価格もコロナの影響で少なからず上がっています。そのような中、今までも劇団の中にはいまだに出演者へのギャラがきちんと払われていない団体もまだまだ存在します。そのような団体は価格の上昇で更に逼迫し、やりたい舞台もできず、キャストにギャラを払うこともできず、生活もままならず団体も才能ある人も引退という結果を迎えることになるのです・・・

お金を動かせる団体が
公演後必要な経費を削減し
更に豪華なエンタメを作る!


良い機材を小規模団体に循環
立派な公演を開催可能に!

「循環」をさせる事で役者やパフォーマーに余裕や高揚感を与えることができ、結果として「日本のエンタメ界の底上げ」に繋がると信じております。この活動を通じてエンターテインメント界において、SDGsの達成に貢献する社会活動とし、また業界のサステナビリティ「持続可能」な未来への力になれればと願っております。